超硬工房

BijoDam

彫金職人自ら製作し使用してる超硬タガネ、また超硬キサゲ、超硬ヘラといった製作の仕事の経験も生かし、超硬工房として新たなページを製作しました
現状の在庫はショッピングカートにてご確認ください
今後は彫金用ホビー用問わず多種にわたり、より良い工具の開発販売に従事したいと思っております
超硬刃の取扱い注意点はこのページ最後の黄文字もご覧ください

超硬タガネ


長期在庫の削り出し超硬タガネは完売
再びタガネ用の新たなる素材で試作販売し、全て船底のラインナップが可能となりました
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受注製作

SUS304柄が基本となりますが、真鍮、S45C柄のタガネ、毛彫り、片切り、甲丸各種
幅はもちろんのこと、毛彫りの刃先の角度、船底、鏡面スペシャル仕上げなど、製作可能な刃先はどんなオーダーも可能です
彫金用バリエーションはこちらの画像を参照ください
その他、特殊な使用のタガネの製作も承ってます
大変申し訳ございませんが、注文多数で現在受注製作中止してますm(__)m

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BijoDam超硬タガネ★SUS304柄★船底鏡面SPL

ヤフオク及びショッピングカートにて 好評販売中!
SUS304(18-8ステンレス)の柄が当所の標準作品になります
多少太めですが、タガネ向きとも言える規格サイズ5×3ミリになります
これまで多くの超硬材を研磨し、実際に使用して来た中では最も粘り強く破損や刃こぼれには強いタガネ向き超硬材です
素材の選択から完成まで全て私が製作してますので当然ながら純国産です

専門外のSUS研磨は手作業のために柄はあまりきれいではありません
切断やロー付けの焼けやバリをペーパーで落としてる程度です


私自身が使用してる超硬タガネは削り出しと鋼の柄が殆どです
SUS柄の超硬タガネは、量産品を数えられないくらいに研磨してますが
私自身が実際にSUSを使用した経験があまりありませんので試作品にて試し彫りさせて頂きました
タガネの柄は、極端には削り出しと真鍮では違いますが、S45Cとの差はあまり感じません
柄は好みと、目的に合った素材の選択という感じです

曲面の研磨は角度を変えながらの研磨になりますので、若干丸くなります
毛彫りの場合は特に曲面同士の角になるので片切りよりもさらに難しくなります
超硬の船底の高速研磨はダイヤと同じく細かいミラーボールのような多面カットになりますので(甲丸のみ手研ぎにて)
最終仕上げはダイヤモンドペーストで仕上げてます
少しペーストで角をダレさせた方が曲がりもよくなります
特に直(ストレート)のダイヤ砥石で研ぎっぱなしでは刃が引っ掛かりますので、破損の原因にもなります

私自身の超硬タガネはほぼ全て船底を使用してます
直(ストレート)しか使った事がない方は、ぜひお試しください
船底のメリットは比較的刃こぼれし難い、切った面がヘラ効果で滑らかになります
文字通り、曲線を彫るためのタガネでもあります
刻印と同じく、曲は直を兼ねますが、逆はないと思います
とりあえず使えるレベルの直のタガネでは和彫りは上手く彫れませんので、練習するだけ無駄です
このようなタガネが上手く研げるようになれば一人前とも言われてますので
研ぎ見本としてご購入される方も居るくらい完成されたタガネです

さらにSPLは強度を上げるために側面底面も鏡面仕上げしてます
特に片切りは主に側面との角で彫りますのでメリット大きいと思います
視線の面のみ鏡面に仕上げてません(見難くなるためと上下識別のため)

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NEW!超硬ヘラチップ

超硬ヘラの先端のチップのみになります
市販品に満足出来ないので、私自身で削り出し、研磨をして使用してます
超硬にもスが入るものがありますが、良質でキズの入り難いヘラチップだと思います

グリップは付属しませんので、ご注意ください
画像は使用例で、芯ホルダーやピンパイスは別途販売もしておりませんのでご用意ください

ドリルチャックとリューターにダイヤモンドペーストで研き直しがグリップ付きより比較的早いです

ヘラチップ根元径はS約1.8ミリとM約2.4ミリ、L約3.4ミリがあります
カーブの曲線の違いで砲弾型、ニードル型、中間型に分けてますが、カーブの種類は無数にあります
Sはニードル型のみ、Lはニードル型はありません
2.4ミリは直接リュータに取り付け可能です
Sは2ミリ用芯ホルダーでも合いました
私自身は芯ホルダーをヘラの柄としては使った事がありませんが、余程の強く押さえ付けるような使い方でなければ使えると思います
またフライタイイングニードルとしても優れていると思います
画像の芯ホルダーに付いているのは開発中のタイイング用です

試作限定特価品はショッピングカートにて
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NEW!超硬ヘラ棒


上記ヘラチップに真鍮の丸棒をロー付けしたオリジナル超硬ヘラ棒になります

ヘラチップ同様にS約1.8ミリとM約2.4ミリ、L約3.4ミリ
砲弾型、ニードル型、中間型があります

※ヘラ棒はロー付け際の5ミリほどは完璧に無欠陥に仕上がっていませんので、ご了承ください
※後から付いたキズや破損は保障出来ませんが、初期のロー外れは新品交換いたします

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NEW!超硬キサゲ

きさげとは、貴金属の磨きの作業に使用するものですが、多彩な作業にも使用可能かと思います

注意点として、キサゲは極端に先端が尖ってますので、先端をぶつけると簡単に欠けます
貴金属の磨きの使用目的としては側面の角が主で先端はあまり使用しませんが
取扱いには充分ご注意ください

サイズ幅3.2ミリ、厚み1.6ミリ長さ約12センチとオール超硬、サイズは小さめになってますので細かい作業にお勧めです
全体イメージはノミの画像を参照ください
在庫はショッピングカートにて

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NEW!超硬精密溝切りノミ


超硬溝切りカンナなどランディングネットの溝彫りの補助工具として開発しました
超硬タガネはホビー用としてもタガネという名称を使用してますが
タガネの刃は通常鈍角なので、私はノミという名称を使用いたします

溝切りカンナで溝を切った際に勢いあまって始点終点の穴の先に彫るべきでない溝を切ってしまう際の部分作業
カーブネットの極端に逆Rの部分を深く掘るための作業(張り糸がグリップより出ないため)
既にネットメイキングされてる方でも1本2本とあると便利なノミです
その他、モデリングワックスの彫刻刀など多彩な精密な作業にもアイディア次第で使えると思います 抜群の切れ味で、毛羽立ちもなく滑らかな彫刻が可能です
1ミリ厚〜オール超硬(1ミリ以上は0.5単位)×3.2ミリ長さ約12センチ
超硬は鉄やステンレスのように曲がりませんので、通常の使用には耐えれますが
1ミリ厚はしなり感があります

こちらのノミは木材など柔らかい物の精密な彫刻刃物として製作してます
金属の彫りには刃こぼれしやすいので、彫金用としてのご使用はお勧め出来ません

ショッピングカートにて、各サイズ随時補充いたします
ランディングネットの溝彫りには、渓流用のネットで0.7〜1ミリが標準的な幅だと思います

使用する刃の向きですが
カッターや和彫りタガネのように引いて切る場合は上刃(平らな面)が手前
超硬刃のように押して切る場合も同じだと思いますが
洋彫りタガネは下刃を上向きに使いますので、好みの問題だと思います

超硬溝切りカンナ

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ランディングネット専用の溝切りカンナです
フレーム材、グリップ接着後でも溝が切れます
超硬刃を使用してますので、殆ど刃の研ぎ直しが必要ありません
グリップ部の逆カーブのところも一定の幅と深さで切ることが出来ます

キット販売になります
刃とポストは希望する切る溝の深さに合わせて、刃の幅は目安として1ミリくらいかと思います
使い手の技量、切削の方法にもよりますが、大体希望する溝幅の−0.2〜0.3ミリかと思います
幅が広がる理由は、刃が中央にセットされてない状態で両側から切った場合
接着後に切削する際、刃が斜めに当ってる場合などです

組立てマニュアルはこちらから保存及び印刷ください
PHOTO ※改良を加えた現在販売中のVer.1の写真です
長さ約10センチ高さ2センチ厚み1センチのガイドグリップになります
15ミリフレーム材用のサブガイド用の材木
及びネジ等も希望あれば無償で付属させて頂きます

ポストとグリップはフレーム材の幅に合わせて、位置決めなどはお願いいたします
カンナ刃はご希望の幅にて研磨しますので、受注生産になってます
自信がない方、修正研磨される場合には、細めをお勧めします
この工具は、私自身が毛引きをヒントに貴金属を彫るタガネを流用し企画開発した悪までアイディア工具で使い手の技量も出て来ます
細部には超硬ノミの合わせてのご利用をお勧めしますが、併用の場合はカンナ刃より細めが基準になります
刃の角度や幅などの改善の相談等も承りますので、気軽にご相談ください

なお、バーズアイのように節が模様になってる、節が局部的に硬い材木は切り難い場合が多々あります
また超硬刃研ぎ直し、及びオーバーホールも承ってます
当所への送料、振込手数料はご負担ください
溝幅の調整も細くする分には可能です


ご注文はショッピングカートにてご確認ください

超硬製品の再研磨

当方は彫金職人でもありますが、市場にある超硬タガネの研磨の仕事も多く請けてました
その彫金や研磨の技術を生かし、個人のお客さまから直接各種超硬タガネの再研磨を1本より承わってます
タガネ1本の場合の工賃単価:1面につき100円より
(太さにより単価が上がり、本数により単価が下がります)
当所の製品以外でも刃先の角度まで特注での再研磨も承ります
また当所のヘラやキサゲなども、もちろん再研磨可能です

★超硬刃の取扱い注意点

まず超硬という素材ですが、タングステンカーバイトが代名詞にもなってるダイヤモンドに次ぐ硬さの合金です
ゆえに刃こぼれさえしなければ、研ぎ直しの必要性が殆どなく、半永久的に使えます
逆に言えば、ダイヤモンドの砥石でしか研げません

この硬度の特徴は、鋼などとは比較にならないくらい先端は尖り角の刃が立ちます
その特徴がゆえに、刃先の先端は極めて薄いです
注意点は固いものに角や先端をぶつけると刃こぼれし易いですので
先端の取り扱いには、充分ご注意ください

刃先の形状により、取扱い注意レベルを5段階で示します
タガネ(レベル2:かなり欠け難い)カンナ(レベル3:欠け難い)ノミ(レベル4:角は欠け易い)
ヘラ(レベル4:先端のみ欠け易い)キサゲ(レベル5:先端は極めて欠け易い)
※ヘラやキサゲは先端を使用しない場合の注意レベルは下がります
レベルの高い刃先にはキャップ等で使用時以外は保護するようお勧めいたします

悪まで形状別の基準ですので、刃の幅により刃先だけではなく本体の破損もあります
超硬は鉄のように曲がらずに折れますので、せん断応力の過剰な力を掛けないようご注意ください

詳しいお問合せはメールにて、ご注文はショッピングカートにて、特注はオーダーフォームにてお願いします

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